3D計測 ―足裏の形状・圧力状態を3Dデータで取得し、解析する―
一人一人の足に合わせたインソールを作るために、まずは測定をして現在の足裏のデータを取得します。
ピンが並んでいる形状の測定器
測定器には長さ約2㎝のピンが片足で480本並んでいます。ピンは圧力がかかると下に沈み、その圧力を測定します。この測定器に乗ることによってその人の足のデータを3Dで取得することができます。
足裏にかかる圧力を測定して作るインソールは数多くありますが、3Dデータの測定をするBATSUGUNのオーダーメイドインソールは、平面では計測できない、より詳細なデータを得ることができ、現在のバランス状態を知ることができます。
高さが変化する測定器上では、測定中の人は不安定さを感じるためにバランスをとろうとします。そのため、その人のバランス状態がよりいっそうわかるのです。そして「自分のバランス状態を知る」ということが様々な体の問題を解決する上での第一歩となるのです。
測定データ
測定により現在の足裏にかかっている圧力の状態がわかります。 左右の足にかかる圧力の違い、足のどこに圧力がかかっているかでバランス状態を知ることができます。
左の図は、圧力の違いを色によって表したデータです。赤い部分がより強く圧力がかかっています。 このデータでは、左足に赤い部分が多いので、左右のバランスの偏りがあることがわかります。
このような測定データを元にあなたのためだけのインソールを作成します。
バランスを矯正 ―継続使用によりバランスを矯正するインソール―
3Dの測定データを元にその人にあったインソールを作成しますが、足にフィットするだけのインソールではないのです。
理想的なバランスになるようにデータを修正
BATSUGUNのオーダーメイドインソールは、測定結果を元に理想的なバランスになるように修正して作成します。理想的なバランスとは、荷重を分散、均一にするということで、測定して出たその人の不均衡なバランスを修正したデータにしてインソールの芯材を削り出します。
こうして作成したインソールを使用すると、初めは違和感があるかもしれません。それは今までの足裏の情報とは違う情報が脳に送られるからです。ですが、それは本来正しい足裏の使い方であり、使用し続けることで正しいバランスを覚えこませることができます。
定期的に測定すると、バランスの改善が見られます。
上記の圧力データは重心が強くかかっているところが赤色が濃くなります。使用前の赤い部分は右足に多く重心が偏っていますが、半年使用後は左足にも重心がかかるようになり両足重心に移行しています。更にその半年後は赤い部分が全体的に薄くなり両足均等になりつつあるのがわかります
体の不調の多くは体の歪み、バランスの悪さが原因になっていることが多く、バランスを改善することで好転する例が多く見られます。 また、バランスの改善は様々なスポーツの能力向上にも効果を発揮します。
BATSUGUNのオーダーメイドインソールは、足に合わせてフィットさせるインソールとは一線を画す、バランス改善を目的とする画期的なインソールなのです。 毎日の使用で、足元から健康な体を作り上げていきます。
バランスを調整 ―継続使用によりバランスを調整するインソール―
バランスの改善に大きく作用するのが、使われている芯材の働きです。
PP板の削り出し
BATSUGUNのオーダーメイドインソールは3D測定したデータを理想のバランスになるように調整して芯材を作成しますが、その芯材に使用しているのがPP(ポリプロピレン)という合成樹脂です。PPは軽く、引っ張りや圧縮などの変形に強い性質を持っています。
数センチの厚さのPP板から3Dでインソールの芯(コア)を削り出す、これがBATSUGUNのオーダーメイドインソールの誇る技術です。
PPコアが足裏の動きをサポート
変形に強い性質をもつPPコアが足裏の動きにフィットして曲がり、元に戻ろうとする反発力で足裏の動きをサポートします。さらにバランス修正をして作成するため、正しい足裏の動きを自動的にしてくれるのです。それにより体のバランスが整い、ケガの予防やパフォーマンスアップにつながります。
従来の熱成型や石膏から型取りをするオーダーメイドインソールでは得られない効果を生み出す芯材です。